車で回るケアンズ

 今日からレンタカーで行動できる。車はトヨタのカムリ。市内を走る車はほとんど日本車とアメリカ車、たまにドイツ車である。オーストラリアにも国産車はあるらしいが、どれだかよくわからなかった。返却の時に「ベンジンを満タンにして返すか。」と聞かれて、亀の子の化学式が頭に浮かんで、思わず聞き返してしまった。だいたい見当はついたけれど、ガソリンのことをこう呼ぶらしい。

 ケアンズのはずれにあるBotanical gardenへ行く。塀の外にオオコウモリのペリットが落ちていた。日本のより一回り大きくあまり細かくかみ砕いてないのでくずれやすい。オーストラリアではこのあとオオコウモリをたくさん見たし、道路際にもたくさんいたのだが、ペリットはここでしか見つからなかった。熱帯ではすぐにアリにでも持っていかれてしまうのだろうか。

 園内では真っ黒なセグロモズガラスの巣立ちビナが親に餌をねだっているところに出会った。どこかにオオコウモリが止まっていないかと期待したのだが、見つからなかった。園内のレストランや売店はお正月休みに入ってしまっている。売店を外からのぞいてみると、生物関係の本がいろいろあるようなのだが、残念。

FRUITBATという果物屋さん ケアンズ郊外の道沿いにトレーラーで果物を売っているお店があった。お店の名前は"Fruit Bat"!!トレーラーの横腹にはオオコウモリが翼を広げている絵が描いてある。ライチーとサクランボを買って写真を撮らせてもらう。このあとキュランダという観光地でも"Fruit bat cafe"というジューススタンドを見つけたが、こちらではFruit batには果物好きを連想させる響きはあっても、そんなおどろおどろしいイメージはないと見た。

 市内で買い物を何度もして気がついたのだが、スーパーのレシートを見ると合計の1の位は2捨3入されているようだ(あとでオーストラリア人の英会話の先生に確認、数年前からそうなっているとのことだ。オーストラリアの硬貨は、ものすごく大きくて重いせいかな)。オーストラリア滞在中1セント玉を一度も見なかった。

オーストラリア旅行の目次へ戻る


世界オオコウモリ紀行のトップへ戻る