1月22日、予定より1日早くカキアンバンガローをチェックアウト。チェックアウトの際、ちょっと受付でもめる。受付の男性は10日前までに申し出ないと、宿泊料は100%もらうという。キャンセルの規則について見せて欲しいと粘ったら、なにやらどこかに問い合わせて、社長さんからキャンセル料50%といわれたということで、収まる。
カキアンバンガローは、われわれにしては贅沢な宿で、せっかくのプールもスパも使わなかったが、テラスでコーヒーを飲んでいると、目の前の木から木へトビトカゲが飛ぶ。横腹が平べったく見えるのは、ここに皮膚のしわがたくさんあって、ここを広げて滑空する。しかし木の枝をつまかえ損ねてテラスの前に落ちてしまったこともある。コウモリや鳥のように「飛翔」するには、まだまだ修行が足りないようだ。
同じくテラスから見える椰子の木には、シマキンパラとコウヨウジャクがそれぞれ巣を作っている最中で、シマキンパラの方は途中であきらめてしまったようだが、コウヨウジャクが椰子の木のてっぺんにせっせと巣を編み進んでいく様子が毎日見られて楽しかった。滞在中には残念ながら完成しなかったが。
このほかにヘキチョウ、シマキンパラ、スズメ、カノコバト、ゴシキキンパラ、カノコバト、メグロヒヨドリ、キバラタイヨウチョウなど次々やってくる。
夜は部屋の中をネズミが走り回る。入り口近くにある机にはアリの巣があるらしく、机が震動するとパトロールに出てきて、朝ご飯のパンのかけらやアフタヌーンティのケーキのくずを素早く持って行く。仕事をしていてもパトロール隊がチェックに来るところがおかしい。
朝ご飯は選択制で、アメリカン、コンチネンタル、おかゆ、インドネシア風(ナシゴレンとミーゴレンがある)。特にアメリカンやコンチネンタルにつくクロワッサンはおいしい。
15時から17時の間に部屋にいればケーキ+コーヒーか紅茶を持ってきてくれる。
ほんとうはテラスの側の敷地の外は田んぼで、たぶん蛍や鳥がいろいろいると思われるのだが、スタンダードツインだと1階で、塀がじゃまになって田んぼはほとんど見えないのが残念だ。
さてそのカキアンバンガローの送迎車で、気が引けるが、荷物を持って歩いて行くには少々遠いのでARMAリゾートに送ってもらう。