マナドの市場

12月10日 今日は最終日、荷物の片付けなどで夜中の2時までかかって、外に出てみたがオオコウモリの気配はあまりない。結局宿のオオコウモリは初めて見た夜が一番良かったようだ。

このあたりはサンゴ礁と世界有数のドロップオフで有名で、ほとんどのお客さんはダイビングやスノーケリングに来ている。われわれがコウモリの撮影に来ていることを知って、同宿のシンガポールからのカップルがスノーケリング中に撮ったBatfishの写真を見せてくれた。Batfishと呼ばれる魚は何種類かいるのだが、ツバメウオの仲間のようだ。

マナドのマーケット9時半過ぎに送迎のボートに乗る。干潮なのだがボートの停泊しているあたりだけ深くて、またまたまくったズボンが濡れた。一時間ほどでマナドまでつく。空港までタクシーを手配してくれてあるのだが、30分ほど待ってもらって船着き場周辺の市場を散策する。
マナドの市場は事前にネットで調べたところでは、コウモリを売っていることがあるようなのだが、あいにく今日は食肉部門はあまり空いていない。月曜日は前日屠殺や狩猟をしないからないのだろうか。買うつもりはないのだが、種類を調べたり、測定させてもらいたかったのだが。

市場には果物、野菜、卵、生きた鶏、魚などを売っている。魚は、じゃこのような小魚や干物がたくさんあるのが日本と同じで親しみを感じる。肉部門はごく一部しか開いてないが、豚の頭なども売っている。

タクシーに戻ると運転手が「トイレ」といって近くの店に行ったまま10分くらい帰ってこない。その間われわれのタクシーの後ろに来て、市場帰りなのか砂糖をまぶしたドーナツを食べ始めた女性に、ひとつどうぞと勧められて戴く。

マナドの空港のチェックインは超アナログで搭乗券を手渡しするのでかなり時間がかかる。シンガポールまでの飛行機は満員だ。同宿のシンガポールのカップルや先に宿をたって他をマナドの高原に行ったというインド人の家族連れも一緒だった。国際線なので持ち込み荷物の飲み物はみな没収されるのだが、没取物を入れたかごにプリンまで入っていた。

帰りもシンガポールでは乗り継ぎで6時間待ち。長いすで一寝入りしてすごす。

The End

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