ハクビシンコーヒーと狸銀杏

JAPAN TIMESを読んでいたらこんな記事があった。(2004年12月)


フィリピンでのマニラの南の農園では、熟したコーヒーの果実を食べたハクビシンのフンを洗い出してコーヒー豆を取り出し、炒って、ハクビシンコーヒーとして売っているとか。

確かにコーヒー豆として我々が使っている部分は、中の種の部分だから、糞に出てくるかも。で、もともとインドネシアではこのハクビシンコーヒーはkopi luwakという名前で存在していたとか。

豆の表面が少し消化され、腹の中で少し発酵し、チョコレートのような独特の香りがするらしいです。アメリカで売られているものは1ポンド(0.45kg)が300ドルというから、目の玉が飛び出るほど高価けど、偽物がまじっていてもわからないから、眉唾物かも。

夫にこの話をしたら、タヌキのためフンに秋には銀杏がけっこうな入っているけど、臭い外側の部分がきれいに消化され、フンの中にはスーパーで売られているような状態で出てくるから「狸銀杏」はどうだと言われた。

誰か勇気ある人、挑戦してみてください。

ちなみにインターネットでCivet Coffeeで検索すると、確かに販売しています。

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