ニワトリの様々な部分が入ったチキンカレー


 宿の前には浜が広がっていたのが、夕方になると潮が満ちてきて波が宿の庭先の土手に打ち付けて少々うるさい。雨が降ってきた。Des Voeus Peakに行く早朝バードウォッチングツアーは、明日は雨だろうというのであさっていくことにする。Fruitbatも朝山で見られるそうだ。別種が見られることを期待しよう。

 日没後ホテルのモモタマナの木から48頭コウモリが飛び立った。

チキンカレー 夕食はFirst Light Innの一階にあるレストランWathi-po-eeでチャーハンとチキンカレーにロティを食べる。ロティって何と聞いたらトルティーヤという答えが返ってきた。小麦粉を水(ココナッツミルクも入っているかも)でこねて薄く焼いたものだ。フィジーはイギリスの植民地時代にプランテーションの労働者としてインド人がたくさん移住してきて、現在はインド系が人口の半分を占めている。そのせいかカレーやサモサなどのインド系食事やスナックをいたるところで見かけた。チキンカレーはニワトリのあらゆる部分が入っているのはいいのだが、ぶつ切りにしてあって砕けて細かくなった骨がたくさんあるのが少々面倒である。ニワトリは脊椎動物であることを改めて実感する。

 ホテルの隣は石油貯蔵場になっていて、明るい街灯がともっている。25khz前後で鳴くFMコウモリが盛んに飛び交っている。ここにいる小コウモリはFijian mastiff BatとPolynesia Sheath-tailed Batの二種だけで顔が見えれば全然似てないのだが、速くて直線的に飛ぶので双眼鏡で追いかけたがわからなかった。
 

 

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