ホテルのフィジアンディナー
今夜のホテルのレストランはフィジーディナーの日だ。地面に穴を掘って石を並べ、たき火で石を熱してからバナナの葉にくるんだ食べ物を乗せて蒸す、伝統フィジー料理LOVOもでるはずなので、予約してある。
18時からダンスと歌があるよといわれていたのだが、宿に着いたのは18時40分。我々の部屋のすぐ下のホテルの庭で海をバックにして、女性スタッフは白いブラウスに白いロングスカート、頭には花を飾り花の首飾りをして、男性スタッフは上半身裸で腰みのを付けて戦士の格好に扮して歌いながら踊っている。ゆったりとした曲あり早いテンポの曲あり、延々と19時20分ころまで続いたダンスはちょっと退屈で、後ろを通るオオコウモリに目がひかれたが、他のお客さんはビデオを撮ったりして熱心に見ていた。
フィジアンディナーはビュッフェ形式だ。食べ物の並ぶテーブルの手前で夕食の予約表をチェックして、伝票にサインをさせられる。料理は洋風、フィジー風、タイ風サラダ、フルーツポンチやケーキなどのデザートで、あくまでリゾートホテルのフィジー風であった。ちょっと期待はずれ。お客さんはおかわりもせずに早々と引き上げてしまう人が多い。
今夜はデイゴの木は静かだ。庭にバットディテクターを向けると、25kHzでFM音がした。