5月30日昼間夜明道路を走ってみると、夜明け山周辺でタコノキの実が道に落ちていて、オオコウモリのペリットがある。
アカガシラカラスバトのサンクチュアリに行ってみた。入り口は目立たず、車を止めるところがない。入り口に靴についた種を落とす場所がある。またサンクチュアリにはいるときに、「村民」「観光客」「調査」などとかかれた竹筒があり、色の違う石を入れるようになっている。入っていたのは調査関係者ばかりだった。あいにくアカガシラカラスバトは見ることができなかった。
漁協のガソリンスタンドでレンタカーにガソリンを入れる。リッター252円。本土もガソリンがどんどんあがって、リッター170円だったりするが、やはり離島まで運ぶと高い。
小笠原滞在もあと2日なので、港周辺のおみやげ屋さんでコウモリグッズがないかどうか探す。前日にもコウモリグッズはないかと聞いたお客さんがいたと、2軒のお店で言われる。コウモリが少しメジャーになったのだろうか。
郵便局からゆうパックでおみやげや図鑑や衣類を送った。郵便局の前の石畳には、オオコウモリが描かれた敷石があった。
今夜はいつもの舗装道路のサイザルアサ群落に、結構オオコウモリが飛び交っていた。観察した後、夜明道路にいくと、道路からグリーンぺぺが光って見えるところがある。
うしろでかさこそ音がするのは、アフリカマイマイの殻を乗っ取ったオカヤドカリが舗装道路を横切っているためだ。アフリカマイマイは大きいけど殻が薄く、うっかり踏んづけるとぐしゃっと言う不気味な感触とともにつぶれてしまう。
5月31日早朝3時頃から車で走り回ってみた。何頭かオオコウモリがねぐらのあたりを飛ぶ姿を見かけた。
この日は、山階鳥類研究所のアホウドリの聟島移住の報告会があるので、いつものサイザルアサ群落で少しオオコウモリ観察してから急いでビジターセンターへ行く。たくさんの人が集まっていて、椅子が入りきらずに、可動しきりをはずして部屋を拡張する大盛況だった。