お店情報

レストラン
旅の楽しみは食べることにある。ただしホテルの食事ははっきり言って高いし、観光客向けにアレンジされていておもしろくない。だいたい、ホテルで夕食をとると二人で軽く50ドルくらいになってしまうが、街中に出れば20ドルかそこらで十分満足できる。英会話力の乏しさから何がでてくるか不安なこともあるが、街に出て、地元の人のはいるお店の雰囲気を、そして、いつもと全く違う食べ物を味わいたい。 ロタ島のレストランでは、地元のチャモロ料理や出稼ぎの人が多いフイリピン料理、そして日本食やアメリカ風の食事などがいろいろと、あるいはまぜこぜに味わえる。窓や入口の扉から中のようすが全然わからないのでちょっと入りにくい店が多いが、いかがわしいお店など皆無の素朴な島である。躊躇せずに中へ入ってほしい。

アズ・パリス
 ソンソン村の中心部にあり、朝早くから夜遅くまでやっている。チャモロ風、フィリピン風、日本風とアメリカ風とメニューは豊富。日本人と見るとウェイトレスは「ココナッツクラブ」「ヤシガニ!」といって冷凍のヤシガニをお皿に乗せて持ってくるが、財布と相談してからにしよう。インテリアにはいちばん凝っている。ロタではSASHIMIというメニューをよく見かける。もともと魚を食べる伝統はあったようで、すっかりこちらの風習になじんでいる。ここアズ・パリスではワフーという魚のSASHIMIが厚切りで出て来る。しょうゆとフィリピン風のたれが出て来る。
 朝食の時間帯は、地元の人が朝ご飯をとっていたり、コーヒーを飲みながら打ち合わせをしていたり、お弁当を取りに来る人もいる。こちらのお弁当はパックではなくスチロールのお皿に乗っている。朝食用メニューはみんなセットになっていて、フィリピン風朝ご飯6−7ドル、オムレツセット5−6ドル、パンケーキ、フレンチトーストは7ドル、コーヒー0.85ドルは安い。

チャモロカフェ Chamoro Cafeチャモロカフェ
ロタのレストランの中でも特にこのチャモロカフェは、外からは中がまったく見えなくてChamoro Cafeのネオンがついているだけ。回りもうす暗く、隣は24時間営業のポーカーゲーム場だし、怪しげなお店の雰囲気がたっぷり。しかしドアを開けて入ると10卓ほどのテーブルにチェックのクロスがかかって白いランチョンマットが置いてあり、各テーブルにドライフラワー、いつもケーブルテレビがつけっ放しになっている、明るい健全なレストランである。値段も島の中では安いほうで、朝6時からやっている。ウェイターのお兄さんたちは、フィリピンから来たと言っていた。朝はセットメニューがあって、種類はたくさんあり、4ドルから7ドル。ランチスペシャルは10ドル。ある日のメニューは魚の丸揚げの黒豆ソースであった。味付けはかなり辛い。 夕飯時には、チャモロ料理はだいたい8ドルから8.5ドル、フィリッピン料理は10ドル前後で、どちらもご飯付きである。その他サンドイッチ類は3.5−5ドル、ビーフン8.5ドル、ソバ4−6ドル。猟期中だけというヤシガニは80ドルだ!!!

アウトリガー・カンティナ
  ソンソン村のメインストリートに最近できたレストランで、珍しく開放的なつくりになっている。ハッピーアワーが17−19時、ディナーは18−22時、バーは真夜中まで開いている。カラオケやBGMのボリュームが大きすぎるのが難点。ディナーメニューは少ないが、味は一番お薦めである。値段は13−24ドル。バーベキューディナーは骨付き肉が香ばしく焼けており、魚のディナーはチャモロ風に味付けし(ちょっと辛いが)アルミホイルの包んで蒸した大きな魚がでてくる。

フイゲロアス Figueroa's 
 建物の一階がレストランで、上はフイゲロアス・インという宿になっている。 テーブル10席ほどとカウンターに10人ほどのアメリカ風レストランで、ケイジャン料理とメキシコ料理もある。どの料理もアメリカンサイズで一人で食べるとうんざりするだろう。机にはピーナッツがはいったバスケットがあって食べ放題である。殻は床に落とすのがアメリカ方式らしい。各国のビールがそろっていて、日本のもアサヒ、サッポロ、キリンがあった。お客は白人が多いが、最近日本人のグループも見かけるようになった。 フィゲロアス・ピザ13.75ドル、シーフードピサは21ドルで巨大、スパゲティ7.95ドル、バーガー類6.95−9.75ドル、ステーキ類10−20ドル、タコス6.95か7.95ドル、サラダ類7.95−12.95ドル、サンドイッチ7.75−9.75ドル、ホットドッグ5.25−6.95。ケイジャンチキン・サンドや、ビーフサンドなどはかなり辛い。

トンガトンガ・カフェ
 チャモロ人のご主人と日本人の奥さん夫婦が経営しており、観光名所トンガ洞窟の脇にある。ヤシの葉でふいた小さなお店である。壁のないつくりで、当然冷房もないが、お店の雰囲気はいい。日本語が通じるのは便利ではあるし、チャモロの家庭料理で、地元産の材料を使い、味も盛りつけも日本人向けにアレンジしてあるが、値段はホテル並み。夜だけ営業。 二人で魚の唐揚げと牛肉のココナツクリーム、トマトとカンコン(島の野菜)のサラダ、ライス、アイスティーを頼んで52ドルちょっと。他のレストランでは、おかずを頼むと自動的に型抜きしたライスが付いてくるが、ここは別注文。サービス料込みの値段なのでチップは不要。

JAK Ramen House 11:00−1:00 6:00−9:00
 住宅地の中の目立たないところにある。入り口にラッテストーンが二つおいてあり、夜はたくさんの豆電球で輪郭を浮かび上がらせている。 室内はテーブル2つにカウンター6席のこじんまりしたお店で、ロタのレストランには珍しく冷房をいれずにドアを開けて開放的な雰囲気にしているので入りやすい。ドアの前にも屋根付きのテーブルが一つあり6人くらいは座れる。すぐそばにバーベキューの場所もある。 メニューは通常は麺類中心だが、予約制で星空バーベキュー35ドルというのがお薦めである。チャモロ風のたれを使ったバーベキューはおいしく、そのほか現地の材料を使った料理がいろいろ出てきて、飲み物は飲み放題である。 ラーメン7ドル、うどん6ドル、刺身8ドル、オオジャコガイ(Giant Clam)15ドル。日本酒5ドル。

BAY BREEZ CAFE ベイブリーズカフェ
港の近くにあるカフェで店内は20席ほどのカウンターだけ、外にテーブルが10ほどのレストランである。夜ご飯に一度立ち寄った。メニューはいろいろあるのだが注文してみると材料が切れているものが多く、アイスティはものすごく甘く、コーヒーは煮詰まったのがレンジで暖められて出てきた。「何を飲むか?」とスクリュードライバーやバーボンをあげてきたが、どうも夜は飲む人が中心のようである。 サーロインステーキセット12.5ドルをウェルダンにしてもらったら堅かった。フライドポテトとキャベツとキュウリのサラダ付き。 おかずを2品選べるセットメニュー6ドルというのがあって、これはおすすめ。おかずはドライミートとスパイシーチキンを頼んだら、大きな一皿に蒸しご飯を型でぬいたものとキャベツとキュウリのサラダが一緒に乗ってきた。日本のランチと似ている。ドライミートがおいしかった。

東京苑
 ソンソン村のメインストリートに日本語の看板が立っている。こちらの人と結婚した女性が店を開いたものである。ウェイトレスはフィりッピーナ、日本語は少しだけ通じる。コーヒー2ドルは他の店より高い。 食事はだいたい10ドル前後で、カレー9ドル、にぎり!15ドル、幕の内15ドル。焼き肉はロースが8ドル、タンが7ドル、カルビ8ドル、野菜6ドル。タンメン、みそラーメン、焼きそば、ざるそば、冷や麦は9ドル。チャモロ風サシミは9ドル、刺身盛り合わせは10,15,30ドル。ステーキセット15ドル、いくら丼12ドル、うなぎ蒲焼き14ドル。ヤシガニ定食35ドル。カツ丼10ドル、おにぎり2個4ドル、焼き茄子6ドル、お茶漬け6ドル、もち磯部焼き8ドル、ロブスター45ドル、マングローブガニ45ドル、おしるこ8ドル、と日本料理のオンパレードである。

アイスクリーム屋
 ソンソン村のメイン通りにあるアイスクリーム屋では、ハンバーガーやサンドイッチなどの持ち帰り軽食を扱っている。一応、ドライブスルーになっているのだが、車での出入りはしにくい。ソフトドリンクは1ドル、アイスクリームはシングルが2.5ドル、ダブルが3.5ドル。アイスクリームはなかなか濃厚。

JCカフェ 
空港からの道沿いに日本語の手作り看板も出しているが、実際は地元の人が食事をしたり、お酒を飲む場所である。店の隅にはカラオケセットがあり、ビデオが二台あって、ギンギラギンの壁にミラーボールがぶら下がり、原色ライト付きのカラオケコーナーがある。12卓ほどのテーブルとカウンターがある。お隣は24時間営業のポーカーゲーム場。フィリピン料理とチャモロ料理が主体。朝7:00から午後2:00と夕方5:00から深夜2:00が営業時間。 朝7時から10時は朝食のセットがあって3.99ドル。お昼のスペシャルランチはアイスティおかわり自由で4.95ドルで安い。日曜日には、「サンデイ・バンチ・ブランチ(SUNDAY BUNCH BRANCH)」というセットが3種類あって、飲み物付きで8ドル。

ダブルロット・レストラン
 シナパロ村の住宅地の中にコインランドリーやコンビニエンスストアなど数件店が並んでいるところがあり、ここにレストランもある。メニューは大部分フィリピン料理のようだ。営業時間は朝6:00−1:00と夕方5:00−10:00。

空港売店 Cadd's  空港には小さなカフェがあり、店内で食べる事もできるし、持ち帰りもできる。コーヒーやホットドッグなどの軽食、土産物も少しある。ソーセージのまわりにベーコンを巻いたホットドッグがあっておいしかった。3ドル。ただし缶入りのオレンジジュースが1本2ドルなどとかなり高い。

お店と商品
日本でもそうであるが、ホテルの売店で売っているジュースは街中のお店よりもずっと高い。部屋の冷蔵庫にあるのはさらに高い。足を確保する必要はあるが街に出てお店をのぞいてみよう。安上がりで、値段の割にはおいしい「弁当」を買うこともできるし、日本では見かけないちょっとかわった商品も見つかるだろう。
ペニーズ名鉄は日本食も納豆や豆腐まであって商品は豊富だけれども、変わったものは少ない。 ソンソン村の中心部からちょっと入ったところにあるラッキーストアは商品の種類も多く、日本では見かけないものもいろいろあってお勧め。毎回おなじみのお店となってしまった。レジの近くには紙皿に入ったランチや太巻きや手作りクッキーなど変わった食べ物がたくさんあり、ビンロウという一種の嗜好品とその付属品もある。その他、飲み物から冷凍食品、調味料、アメリカのお菓子、カリフォルニア米の大袋など食べ物は一通りある。また右奥には、文房具や食器、おもちゃもある。ソンソン村のジョーアンドソンズやシナパル村の奥のほうにある2軒が品数も多い。

ガソリンスタンド ソンソン村の空港寄りのはずれにあるスタンドは、朝の6時から夜10時30分まで、金曜日は夜11時まで営業している。 アメリカのガソリンスタンドはセルフサービスで自分でノズルを持ってガソリンを入れなければならないところが多く、また使い方も何通りかあって、いつもおまかせの日本人はたいへんなのだが、ここでは店員が出てきて操作してくれる。他にもソンソン村にもう1軒、シナパロ村に2軒、中間に1軒ガソリンスタンドがある。ガソリンスタンドはだいたいコンビニエンスストアも兼ねていて、ジュースやおやつや雑貨類、お米なども売っている。

そのほかのお店 Tシャツを中心としたおみやげ屋さんが2軒、中をのぞいていないのでどの程度フイルムがあるかは不明だがカメラショップが1軒、銀行はグアム銀行とサイパン銀行、洋服屋さんやディスコもあるが、中に入ったことはない。本屋はないようだ。

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