翌日は岬の中程のGulf Harbourから双胴のクルーザーに乗って、目の前に見えるTiritiri matangi島に行くツアーに参加する。２２０ヘクタールのこの島は、ヨーロッパ人が森林の大部分を伐採して開拓したのち、１９８４年から木を植えて植生の回復をはかり、絶滅のおそれのある鳥を１１種とムカシトカゲを移入した希少種の楽園だ。
船はKawau Katという会社が、木・金・土・日および祭日のみ出していて（運行する曜日は季節によって変わる）、オークランドを朝９時に出発し、ここガルフハーバーに９時５０分にくる。島に着くのは１０時１５分。料金は往復でオークランドから４９ドル、ガルフハーバーからは２９ドル。このほかにボランティアによるガイドウォークが５ドル。島にはボランティアの人のための宿泊施設はあるようだが、一般客は船が夕方戻るときに全員乗って帰る。
島に売店はあるが、食べ物は売ってないので、サンドイッチを仕入れて乗る。オークランドからはコウモリのフィールドトリップに一緒に参加した何人が、このツアーに参加するためかまだ滞在していて（フィールドトリップが終わったのが火曜日なので、今日、木曜日がこのツアーに参加できる最初の日）、船で一緒になる。
画像は島に停泊するクルーザー。島とは長い桟橋でつながっている。