ツアーのランチタイム

ツアーのランチ オイスカに戻ったのは13時過ぎだった。日本人の女性ばかり7人の一行が来ていた。籾摺り用の杵と臼での餅つきは、研修生にとっても初体験のようだ。一緒にお昼に呼んでもらった。研修生たちが作った、ワニの姿蒸し焼き、パパイヤやマンゴーやパイナップル、椰子のジュースと椰子の胚乳、バナナの葉で包んで蒸したサツマイモはほんのりと甘い。タロイモと鶏肉の煮物もある。昨日オイスカの存在を教えてくれた日本人のTさん夫妻もツアーを案内して来ていた。竹を叩いて演奏するバックグラウンドミュージック付きである。

 われわれが食堂にはいるとすぐに雨が降ってきた。絶好のタイミングで帰ってきたようだ。 

 ツアーの一行は14時に迎えのバスが来て移動していった。ビンロウを体験したり、パプアニューギニアのダンス、シンシンを習ったりと、盛りだくさんのツアーのようだ。

 みんなで手を振って見送った後は、研修生たちの食事が始まる。ほんの少しつついただけのごちそうに、みんなが群がるようすは、ツアーの舞台裏を見ているようで楽しかった。オオコウモリを案内してくれた研修生たちを、間に合うように連れてかえってよかった。

前のページへ次のページへ

パプアニューギニア紀行の目次へ