小コウモリがたくさん

 フロントで聞くと、オオコウモリは17時から19時頃に道路の上を飛んでいくのを見かけるという。雨が降ったのであがるのを待って17時30分、ホテルの前の道路に出てみる。あいかわらずピックアップトラックに満載された人が次々通るオオコウモリが飛ぶようすはない。

 18時10分、小さめの小コウモリが飛ぶ。ホテルの敷地内にも30−50kHzのFM音を出すコウモリが飛び交っている。

 19時5分再び雨が降ってきたので食事にする。ここはリゾートホテルと名ばかりが付いてはいるけど、そのイメージからはほど遠い。チャーハン中(中と小がある)チキンとフレンチフフライにデザートを一つ頼んで34キナ、約1000円である。コーヒー紅茶はセルフサービスで好きに飲めるが、パプアニューギニアはコーヒーの産地なのに見かけるのはほとんどインスタントコーヒーばかりである。

レストランのオープンテラスにはヒキガエルがたくさんくる 食堂にはヒキガエルがたくさん集まってくる。白いタイルの床に落ちた羽蟻を捕まえているが、時々タイルの上で滑っているのがおかしい。食堂の前はかなり急な坂になっていてバナナ畑と草地を通って海へ出られるのだが、ここを上ってくるヒキガエルはかなりど根性が必要だ。バナナ畑の上には小コウモリがたくさん飛び交っている。ホテルの駐車場を散歩すると、中くらいのオオコウモリと思われるものが直線的に飛ぶのが2回見られたが、再び雨が降ってきたので今夜はこれで終了とする。

近所の家 高床式で窓が大きいのが特徴 ホテルもそうなのだが、 バンガローでは一階に泊まったのだが、上の階は子供がたくさんいるらしくて騒がしい。この国の建物は、アメリカンサモアと同じで縦長の窓が連なって壁のほとんどを占めて開放的だ。アメリカンサモアの場合はカーテンをしないので夜は丸見えなのだが、ここは一応薄いけどカーテンがある。



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