シンガポールのバーダー

スンゲイブロウの休憩所から スンゲイブロウ橋の真ん中には屋根つきの休憩所があるので、ここに腰を落ち着けていたら、二人組のバードウォッチャーが中国語訛の英語で、この先の湿地にChinese egretという珍しいサギがいると話しかけてきた。雨が降ってきたので、湿地のほとりのHideoutから観察をする。私にはコサギに見えるのだが、なぜChinese heronだと思うのかと聞くと、コサギの特徴をいろいろ並べ立てて違うだろうというのだが、どうもすっきりしない。同じHideoutにいた、もう一人のバードウォッチャーに望遠鏡を覗いてもらったら、これはコサギだと断言した。

 この人はスンゲイブロウにしょっちゅう来ていてよく知っているようで、しばらく鳥談義をした。オオコウモリのことも聞いてみたが、たまにしか来ないそうだ。

 そろそろ時間なのでホテルに引き上げる。ホテル近くの地下街には地元の人向けの安い食堂がいろいろある。その一軒で麺とビーフンを食べた。麺はおつゆがかなり茶色いのだがそんなにしょっぱくなくて美味しかった。

 ホテルに預けた荷物を受け取り、空港へのタクシーをひろう。ホテルの前で待っていてもタクシーはなかなか来てくれなく、15分くらい待たされた。このクラスのホテルは、自分でタクシーをつかまえようなどとせずに、フロントで呼んでもらうのが正しい使い方のようだ。そういう生活には慣れてないもので・・・

 帰りの飛行機は日本人が圧倒的に多かった。どこかの高校生らしき集団も一緒だった。成田周辺は雨が強く飛行機はよく揺れた。ほぼ赤道直下のシンガポールから帰国したら、我が家には雪が積もっていた。

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