再び津波が来る?

ダンギリ島の灯台から見る日没いったん上陸して車で北部のタンジュンルーの船着き場に移動し、こちらからボートを出してもらって、もう一つのオオコウモリ島 Plau Dangli へ行く。上陸して無人灯台へあがる階段を登る。なかなか急な階段でところどころは梯子になっている。

小さな灯台までたどり着いたのは18時20分。なかなか絶景、しかし足元は絶壁。下の方でオオコウモリの鳴く声がたまにするが、この島はかなり切り立った斜面でコウモリのいるところに近づくのは難しいので飛びたちを待つ。

島全体は木々におおわれていて、黄葉して葉が落ちている木も多いのだが、オオコウモリの姿はほとんど見えない。

日が暮れて飛び立つのを待っている間に、尾島さんの携帯に電話が入る。一時間後にもっと津波の大きいのがくるという話が、どこかのニュースに流れたそうだ。もう一台のボートがお客さんを連れて釣りに出ているので、我々を連れてきたボートに様子を見に行かせたりあちこちへと連絡をとっている。

海面から数十メートルは登ったから、どっちみちここまで波が来ることはないと思うが、それよりも地震が起きてないのに津波だけ生じるわけはないのだが・・・

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