街中でオオコウモリを探す

ランカウイのシンボル連絡船の発着場所、クアの町に行ってみた。

各国の首相が記念樹を植えた公園があり、アカテツ科のミサキノハナの下に、オオコウモリのペリットとフンが落ちていた。

ランカウイのパンフレットにいつも出てくる、巨大なシロガシラトビの像も、向こうに見える。

オオコウモリの島、Plau Lalangに渡りたいので、お隣のSun Village Hotelに入っている旅行会社に行ってみたが、津波の余波がくるかもしれないので、このあたりの海では警戒のために海に船を出すのは禁じられているという。年末まではだめだろうとのことだった。この日は29日で、地震は26日だからもう来ないと思うけどなあ。

しかし前回と同じくホテルの近くの海岸にパラソルを出して客を引いているツアー屋に聞いてみたら、簡単にOKしてくれた。ちなみに前回とは違うところだった。

夜、クアの首相記念樹公園に行ってみたが、小コウモリが20と40khzのFM音をだして飛び交っているばかりだった。公園のお隣はモスクで、拡声器でお祈りが始まった。帰りに寄ったカポックの木には、ヒメオオコウモリかと思われる個体が何頭か来ていた。

前のページ次のページ

ランカウイ再び −− 津波のあとに の表紙に戻る

世界オオコウモリ紀行の表紙へ