クリスさんに教わったメガネオオコウモリのコロニーに陸から近づく。エコロッジというロマンティックではあるが値段の高い宿が集落のはずれにあるのだが、その向かいあたりの林である。数千頭のオオコウモリがあいかわらずパタパタと翼であおいでいる。結構大きい子どもがいる。
お隣の部屋のカップルが、望遠鏡や望遠レンズをのぞいているわれわれの横をクラクションを鳴らして通っていった。二人は西オーストラリアの方で、今朝のクルーズでちょうどワニがでてきたところで奥様の持っていたカメラのフィルムがなくなってしまったので、日本へ帰ってからわれわれの撮った写真ができたらぜひ送ってくれと言われた。ついでにオオコウモリの写真も送ってあげたら喜んでくれた。(いらないというのに返信用封筒に10$入れてくれたもので・・)
ここから奥地へはデインツリー川に橋が架かっていないので、小さなフェリーで渡る。往復14$。
これから行くCape Tribulationというところは、「地球の歩き方」によれば、レンタカー会社によっては4WD以外は乗り入れ禁止となっているが、たしかに未舗装のところが一部あるし、小さな川があちこちにあり水面までの距離が近いのでスコールが来るとすぐ冠水しそうだ(実際に後で水があふれて、渡るのに苦労する羽目になった)晴れているこの日でさえ、川の水が道路の上を流れているところもある。ほとんどは舗装道路なのだが曲がりくねっているし、Bat
Houseのある先端までの50kmは、かなり遠く感じられた。