わくわく動物ツアー その3

   夕食は、森の中のバーベキュー場である。野生の七面鳥が木々の間を歩き回っている。
 われわれがカモノハシを待っている間に、運転手は一足先に行って、用意をしていた。あたりが暗くなってきた6時頃夕食が始まる。最初にワニとカンガルーの肉を一本の串に刺して焼いたものが、一人一本ずつ出た。ワニはチキンに似た白っぽい肉であっさりした味、カンガルーは赤身でちょっと臭みがある。どちらも積極的に食べたいというものではない。
 そのあとはステーキ。ちょっと焼きすぎだが、さすがオージービーフは大きい。ソーセージ・サラダ・パン・ワインがセルフサービスで食べ放題である。

餌台に来たポッサム 目の前に餌台が二ヶ所あって、食後にポッサムが姿を現した。餌を食べるのに夢中で人が近寄ってもストロボを焚いても逃げない。ネズミ(たぶん)も何種類かちょろちょろと現れる。

 すぐ近くの森の中に移動して、一時間ほど夜のジャングルを歩き回る。足下は真っ暗である。ホタルがあちこちに幻想的に飛ぶ。トカゲの仲間が二度ほど頭上の枝にしがみついているのが見られた。
 
 車はアサートン高原をぐるっと回って、帰路を行く。ケアンズへついたのは夜9時過ぎである。ホテルを回って一人一人を落としていく。他の日本人はみんな立派なホテルに泊まっているなあ・・・一泊6500円の宿は我々だけか。

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