翌5月30日早朝、ホテルにバスの迎えが来る。サンホセの町で何組かの旅行者をのせて、カリブ海沿岸のトルトゥゲーロへ向かう。ガイドはオリバーさん。途中のレストランで朝ご飯を食べる。レストラン外の大木の根元にはイチゴヤドクガエル(ブルージーンズヤドクガエル)がいた。
途中、2つの川が合流する地点を通ったが、片方は火山地域を通ってくるので茶色い。現在は雨期の始まりで水量は少ない。
やがて未舗装道路になり更に1時間半がたがたの道を進む。バナナの大きなプランテーションがある。畑の中から房を切り出して、5つずつリフトで工場に運ばれ、そのまま運ばれながら機械で洗って切り分けて箱詰めされて出荷されるところが見られた。さすがバナナ産出世界No1国。
11時頃船着き場に着く。トルトゥゲーロは陸路では行けないのでここから10分ほどボートに乗る。我々の泊まるパキラロッジと近くのエバーグリーンという別のロッジに、半々ずつくらいにお客を降ろす。
ロッジの敷地内には花が咲き乱れ、ハチドリがホバリングをしている。ホエザルの群れもやってくる。
午後からオリバーさんに連れられて対岸のトルトゥゲーロの町と海亀記念館へ行く。トルトゥゲーロは海亀の産卵場所として知られており、シーズン中は、観光客でいっぱいになるという。国立公園のビジターセンターで入場料10ドルを払う。
周辺のヤシの木には オグロキヌバネドリTrogon massenaがいた。今回はケツアールの生息する地域に行かなかったけど、このオグロキヌバネドリも近縁だ。
同じくビジターセンターの前の椰子に、葉を折ってテント状にした裏には、テントコウモリがいた。
ツアーはカリブ海の海岸に行き、トルトゥゲーロの町を散策して、対岸のロッジへ戻る。