スンゲイブロウ自然公園

 1月7日は、シンガポール滞在最終日は、最北部にあるスンゲイブロウ自然公園に行く。マレーシアとの境界ジョホールに面したマングローブの森だ。目の前に別の国が見え、通りを走る車や歩行者まで見えるというのは、日本に住んでいる感覚からは何となく妙だ。

ビジターセンターは池(湿地)の畔にある。カフェでサンドイッチとコーヒーを食べていると目の前をオオトカゲが泳いでいった。

入口近くのスンゲイブロウ橋からはジョホール水道と対岸のマレーシアが見える。両岸は鬱蒼としたマングローブの森で、カワセミ、ナンヨウショウビン、ヤマショウビンが時々姿をあらわしてくれる。Common flamebackというカラフルな大型のキツツキも3羽姿をあらわした。オオトカゲもたくさんいる。ロタでオオトカゲを何回か見たが、ロタのオオトカゲさっさと逃げていくことが多かったのに、シンガポールのオオトカゲはのんびりしている。

途中の湿地には何カ所かHIDEという鳥を見るための小屋がある。アオアシシギ、アカアシシギ、ハマシギ、チュウシャクシギ、ムナグロ、コサギ、ダイサギ、オオソリハシシギ、コアオアシシギなどが群れている。ムラサキサギとアオサギのコロニーもある。上空をSea eagleも飛ぶ。お昼頃になると結構人出も多くなってきた。日本人らしい二人連れもいた。公園の奥までいくとタワーハイドという見晴らし台がある。階段が結構急で狭い。すぐしたの茂みをSunbirdが出入りしている。ルートは修復中なのか、あちこちが通行止めになっている。

シロハラクイナはビジターセンターの喫茶室の目の前まで来たいったんビジターセンターのカフェに戻ってティータイム。コーヒーにはプラスティックの蓮華(!)で砂糖をどっさりと入れてくれた。目の前には今度はシロハラクイナがやってきて、じっくりポーズをとってくれた。

前のページに戻る次のページに進む

シンガポール旅行の目次へ

 オオコウモリ旅行のトップページに戻る