列車で空港へ向かう

1月14日
旅行用目覚ましの電池が切れていたが、携帯電話のアラームもセットしておいたおかげで寝過ごさずにすんだ。5時45分荷物を持ってゲストハウスを出て、大通りを少し歩いたところでトクトクを拾う。駅まで150ルピー。駅には6時すぎについた。

駅で売っていたカレー弁当駅の売店で、お弁当やおやつを売っている。サモサやパンの他に御飯に豆のカレーがのったものがあったので買ってしまったが、当然スプーンはついてない。こちらの人は右手で御飯とカレーを押しつけるようにして器用にまとめて口にしている。ゲストハウスではスプーンを借りたので問題がなかったのだが、列車の中では何もない。しょうがないので手で食べたが、かなりぼろぼろとこぼし、途中であきらめた。スリランカではマイ箸ではなくてマイスプーンが必需品だった。


アヌラダプラの駅予定時刻を過ぎても全然電車が来る気配はない。別に誰もあわてている様子はないから、普通のことなのだろう。結局電車は予定より30分ほど遅れてやって来た。
1等は2人掛け席で、3等車両の先に1車両あるのみである。2等車両もあるが、やはり2人掛け席で、値段は倍ほど違うのだがそれほどの差ではない。座席指定であるがみんなあまり気にせずに座っているようだ。座席番号自体もわかりにくい。アヌラダプラを出るときは8割くらい乗客がいた。途中の駅で乗ってくる人もいるのでほぼ満員である。
アヌラダブラからコロンボフォートの車窓車窓からの風景は、田んぼが続き時々町。
12時ちょっと前にコロンボフォートへ着く。


ここから空港へ向かう路線があるのだが、当分電車がない。しょうがないので外に出て、タクシーで行くことにした。

13時頃空港に着いて、出発は真夜中なので待ち時間が長い。売店でパンやサモサなどを注文したら、おつりの10ルピーはチョコレートとなって返ってきた。水のボトルを買ったら、こんどはチットチャットというキットカットのパロディのお菓子でおつりが帰ってきた。まだここはスリランカである。幸いにして飛行機は予定通り出発。2−3割しか座席は埋まっていないので、のんびり手足を伸ばして帰国できた。

The end

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