インドムササビ

キャンディ湖イエガラスとハシブトガラスバスでキャンディの町まで出てみた。一人20ルピー。トクトクと比べるとずっと安い。

町はキャンディ湖のまわりに、仏陀の犬歯があるとされる寺院などの観光名所や商店街が広がっている。サンダル類を持って来なかったので、ビーチサンダルを買う。一足200ルピー。

町中にはカラスが目立つ。イエガラスCorvus splendens(左)とハシブトガラスCorvus macrorhynchos(右)がいる。

ここからホテルに戻るにはバスに乗るのだが、バスの前部に表示されている行き先はシンハラ語なのでまったく読めない。ホテルで書いてもらったシンハラ語の行き先とあちこちで見せてドワンダワという名称を尋ねて、やっと乗ることができた。宿の看板前でバスを降りるがそこから300mほど坂を登ることになる。


後ろ向きのインドムササビインドムササビ夜18時すぎから宿のテラスで見ていると、オオコウモリが次々に飛んでいく。植物園よりもっと近いところにコロニーがありそうだ。近いところに降りるものもいるが、テラスからは見えない。40kHzくらいと55kHzくらいの音声を出す小コウモリも飛んでいた。19時頃テラスの前のマンゴーの木にどさっという音がしたので何だろうと思ったら、インドムササビPetaurista philippensisだった。後ろ向きで長い尾が目立つ。マンゴーの実抱えて食べているようだ。日本のムササビは葉や芽を食べるというイメージがあるのだが、インドムササビは果実が中心のようだ。翌朝、木の下を見ると齧りかけのマンゴーの実が落ちていた。ペリットも落ちていたので、オオコウモリも来たのだろう。


夕食は牛のドライミート入りチャーハンとポークビーフン。量が凄く多かった。

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