ケアンズの夜

昼間のbotanical gardenの入口  夕方6時頃、再びBotanical gardenの前まで行ってみた。お隣もEnvironmental parkという広い公園(というより山道に見えた)になっていて、看板によればここにはヒクイドリが生息しているようだ。体高2m近くになる一妻多夫の巨大な飛べない鳥ヒクイドリは、小さい頃本で読んだことがあって、興味があったのだが、残念ながら野生の物を見ることはできなかった。
 ジョギングする人がずいぶんいる。犬をつれて通り過ぎた男性がしばらくして再び戻ってきたときに、「道に迷ったのですか」と声をかけてきた。車を止めて突っ立っていた姿がそう見えたらしい。
 7時4分オオコウモリが一頭、街の方から飛んできて植物園の中へと消えた。この後15分くらい、20−30頭のコウモリが上空を飛び交った。通りかかったカップルの男性が、「フルーツのなる木をさがすと、ぶら下がっているのが見られるよ。」と声をかけていった。みなごく普通にオオコウモリという生き物の存在を知っているようだ。植物園の外で見つけたオオコウモリのペリットと食いあと
植物園の外で見つけたペリットと食いあと

 7時20分頃、真っ暗になったので街中に夕食を食べにいく。ケアンズの街自体は結構閑散としていてFor Saleの看板をあちこちで見かけたし、お店が閉まるのも早いが、港周辺には観光客用のお店が建ち並び夜遅くまで賑やかである。街中にはあちこちに無料駐車場所があって車で移動するのに困らないのが嬉しい。

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