2000年はオオコウモリと共に

レッドミルのベランダの目の前にワライカワセミがくる デインツリーの元旦は静かに始まった。

4時45分、メガネオオコウモリのコロニーでは少々声が聞こえるだけである。
4時55分パラパラと戻ってくる個体がいる。ジュリリリリと鳴きながら帰ってくるもの、黙って静かに飛んでくるもの等々。
5時10分、かなり飛び回る個体が増えた。
5時20分、鳥の囀りが賑やかになってきた。
5時30分、空がほぼ明るくなる。まだ飛び回っているものがいる。
5時36分、2つのグループが舞い上がって、旋回しながら上昇して移動していった。
5時45分、レッドミルハウスへ戻る。今日は宿の近くでもオオコウモリが飛び交っている。今までにないことである。ねぐらが移動したのだろうか。
6時20分、レッドミルハウスのお隣は草地になっていて、デインツリー川との間に木立があるのだが、ここにオオコウモリの群れが来ているので写真を撮る。
6時55分、草地にぽつんと立つ木にワライカワセミのヒナ(たぶん)が先ほどから止まっているのだが、親鳥が虫を持ってきた。「ゴーア、ゴーア、クケケケケ」とけたたましく鳴く。オオコウモリは大部分が翼で顔を隠して、熟睡体制に入ったようだ。
7時40分、ワライカワセミは電線に止まる。更に向こうの電線には青くて美しいForest Kingfisherがトンボをくわえてきて止まり、食べ始めた。オーストラリアはカワセミ天国である。もっともワライカワセミはあまりにも人を恐れなくて私の3倍ズームのデジカメでも大きく撮れてしまうので、ありがたみが・・・
7時50分、オオコウモリが何頭か、翼でパタパタと体を扇ぎ始めた。天気は晴。暑そうだ。
 

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