Red Mill House

 途中ポーツダグラスでお昼を食べてから目的地のDaintreeへ到着、Red Mill HouseというBed and Breakfastにこれから数日間滞在する。ここはDaintree関係をインターネットで検索して捜したのだが、オーナーは最近変わったばかりで、われわれが二組目の客だという。本来は旧館のバスなしが60A$で、最近できた各部屋バス・トイレつきの新館はもっとするはずだが、60A$で泊めてくれた。
レッドミルハウスの玄関と庭
手前が旧館、向こうが新館、入口にはBAT SANCTUARYの看板があった。右は二階のテラスから庭をながめた様子。左の方には池があり、ヒメミツユビカワセミも来るという。

 木造のこじんまりした4部屋の新館は、シンプルだけどなかなかロマンティックなインテリアで、ベランダからは広い庭が見下ろせる。庭にはツカツクリの巣があり、一組のツカツクリが地面を引っ掻いて回るのがよく観察できる。グレープフルーツやスターフルーツ、ライチーの木が植えられている。テラスで休んでいると、赤青緑の模様がカラフルで賑やかなゴシキセイガイインコが群れをなして訪れ、チモールメガネコウライウグイス、シロハラコウライウグイスもやってくる。庭の隅には小さな池があり、ヒメミツユビカワセミが毎日のようにやってくるそうだ。オーストラリアはカワセミの種類が豊富で、カワセミ類だけを集めた豪華本があるのだが、その中のヒメミツユビカワセミの写真はここで撮ったものだという。著者のサイン入りで本が置いてあった。

Amethystine Pythonというオーストラリア最大種のニシキヘビ
 敷地内を探検していて何気なく納屋をのぞくと、梁の上に大きなヘビがとぐろを巻いて休んでいた。Amethystine Pythonというオーストラリア最大種のニシキヘビの仲間である。無毒であるが触ると噛みつくし締め付けてくるので、夜出歩くときは気をつけるようにと言われた。

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