砂丘国立公園

急斜面 先ほどお昼代わりのスナックを食べたSigatokaの町には砂丘の国立公園がある。16時40分、そろそろ日が傾いてきたが、ちょっとのぞいてみる。小さなビジターセンターがあり、砂丘のできる過程の説明や、埋葬された骨がでてくるなどの歴史を説明する色あせた写真が並んでいる。入場料5$を払う。

 ビジターセンターの近くは植生が発達して既に砂があまり移動しなくなって安定化した地域だが、10分ほど歩くとSteep sand hillという急斜面にでた。植生のない文字通りさらさらの砂だけの急斜面である。歩くたびに足元が崩れ、新雪の斜面を歩いているようだ。海から来る風で足跡がすぐ吹き消される。その先には砂漠状の海岸砂丘も見えるが、一周すると40分ほどかかるようなので、引き返す。

 17時過ぎてオオコウモリが上空を時々飛ぶ。街灯がないので日が暮れると道は真っ暗だ。ホテルのレンタカー窓口の人は、真っ暗だから遅くなる前に帰るようにといっていたっけ。時々サトウキビを満載したトラックがいて、渋滞になる。

 帰りはナンディの町のメインストリートに入ってみた。人口の半分を占めるインド系はヒンズー教の人が多いらしい。ヒンズー教のピンク色の華やかなお寺がある。マクドナルドがあったので珈琲を飲みに立ち寄る。インド系の子どもの誕生パーティをやっているようだ。

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