ハレアカラの最高地点は標高１００２３フィート（３００７ｍ）、道の終点にはサミットビルディングという小さな建物がある。ここからの眺めもなかなかである。ハワイの天文台といえば日本の「すばる」もあるハワイ島のマウナ・ケア山が有名だが、ハレアカラの山頂近くにも天文台がたくさんあった。
サミットビルディングでは、ちょうど１０：３０からレンジャーによるネイチャートークがあったので、参加してみた。窓から見えるクレーターや噴丘を一通り説明したあと、Silverswordという標高７０００−１００００フィートに生える貴重な高山植物の話になり、観光客がおみやげに持っていったりして１９２０年代に絶滅寸前にまでなったこと、現在は保護されていること、ちょうど今、花のシーズンなのだが、どこへいったら見られるかなどという話があった。また穴を掘って住むミズナギドリなど貴重な動物も生息しているとのこと。更にマングースの標本を見せながら移入種の説明、ハレアカラの自然を破壊しないためにわれわれが守るべきことなどなど、１０分ちょっとのお話だった。そのあと質問の時間が１０分ほど。 →silverswordのつぼみ
