ムル国立公園 1 熱帯の雨季をなめてはいけない

2017年2月15日現地時間17時20分頃マレーシアのクアラルンプールに到着。前々日に金正男氏が暗殺されたのだが、特に影響もないようだ。ここからボルネオ島のクチン行き飛行機に乗り換えるのだが、外は大雨で18時頃から飛行機の離陸着陸がとまってしまった。われわれの乗る飛行機も30分くらい到着が遅れて、クチンについたのは23時29分、クーポンタクシーでPine Garden Hotelについたのは真夜中だった。ホテルの表示は松園酒店、中国系だったようだ。フロントのカウンターの飾りにコウモリがいた。

翌16日、ホテルに食堂はない。お隣はCityONE Megamallというショッピングモールなのだが、まだ開いてないため、反対方向に5分ちょっと歩いたところにある食堂街に朝食を食べに行く。道は歩道がなかったり車道の端は水たまりがあったりして歩きにくい。

朝ごはんはワンタンとミートボールのヌードル。


クチンは2015年の東南アジアコウモリ会議で来たことがあり、この時に行ったウィンドケイブという洞窟が、コウモリ撮影によかったので、今回乗り継ぎのためだけでなくもう一泊してコウモリ撮影にいくことにしたのだ。しかしホテルでタクシーを頼んで行ってみると、なんと浸水のため閉鎖されている。ウィンドケイブは川の畔にあるので、雨季で増水するとかなり水に浸るのだ。そういえば雨季には水に浸ることがあると前回誰か言っていたような・・・洞窟の出口の側に川があるのだが、出口は完全に水の下だった。熱帯の雨季を舐めてはいけない。
出口周辺にある屋根付き休憩場には、オオコウモリが食べた葉や実の食べ跡やペリットが落ちていた。夜はオオコウモリの休憩場となるのだろう。


ということで往復1時間半ほど、170リンギットのタクシーの旅は無駄になった。(1リンギットは約26円)

昼食と夕食はお隣のショッピングセンターで食べる。昼食はご飯だけ盛ってもらっておかずを自分でとる方式のお店。

夕食はバナナの葉でくるんで蒸したもち米と焼いたチキンの組み合わせ(左)と、炊いたご飯に蒸したチキンの組み合わせ(右)。お客さんがあまり来ないせいか途中から従業員は皆中二階に上がっていってしまって、お喋りしている。

結局クチンで見た生きものは、インドハッカとスズメのみ。

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