バードウォッチング天国

ホテル周辺 早起きしてホテルの周囲を散歩してみる。コウライウグイスが高い木の枝に集団で止まり濁った声で鳴いている。アフリカンチューリップという木にはオレンジの華やかな花が咲いている。目の周りが赤く七面鳥のように羽のない奇妙な顔のメガネムクドリが蜜を吸いに集まっている。あちこちで見かけるのは、スズメ、ムクドリ、ツバメ。

住宅地 昨日のお昼ご飯を買ったBat shopの道をコウモリ王国に沿って歩いていくと2軒長屋だが庭のついた瀟洒な家が建ち並ぶ住宅地となる。各家には車が二台はいる車庫がついていて、二軒長屋であることをのぞけばアメリカ郊外の住宅地のようだ。前庭には趣向を暮らしたクリスマスの電飾が飾られている。こちらは新年までクリスマス飾りをずっとつけていると聞いた。親戚でも集まっているのか、車が7−8台集まっている家もある。この住宅地の土手にルリノドハチクイが営巣しているという看板があった。そばの電線に4羽とまっているのは、この巣で育った兄弟だろうか。
 
 このほかに住宅地ではアカモズ、ハッカチョウ、お尻の黄色いメグロヒヨドリ、カッコウサンショウクイかと思われる鳥、アカガオバンケンモドキという大きくて黒く頭に赤いツンツンと短く突っ立った飾り羽根のある鳥と出会った。

  このフリーポートゾーン内は、外国企業や観光客を呼ぶためだろうか、お巡りさんが敷地内を時々巡回していて、入り口も銃を持ったお巡りさんが24時間いる。広々として清潔で花が咲き乱れ、バードウォッチャーにお勧めしたい。

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