レンタカーを借りる
大晦日の朝5時45分、Bat shopの先の住宅地あたりで見ているとオオコウモリがハイウェイ状になって戻ってくる。やがて、流れが途切れてねぐらの上を飛び交うようになる。だいぶ明るくなってきて鳥の声が聞こえるが、小コウモリもまだ飛んでいる。すっかり明るくなったのを見届けて一寝入りする。
フロントでレンタカーを頼む。正月休みのためかなかなか空いた車が見つからないらしく、部屋で待っているようにと言われる。たっぷり1時間くらいしてかかってきたレンタカー屋の女性は、えらい巻き舌で聞き取るのに苦労したが、なんとか借りられることとなった。保険料込みで一日2500ペソ。
まずはMini Zooというのが近くにあるのでいってみたが、入り口で聞いたらコウモリはいないらしい。道路沿いの木にアオショウビンとアカガオバンケンモドキが止まっている。道沿いの斜面には竹がずいぶんあるので、タケコウモリの巣でもないかと探してみたが、適当な穴があいてない。コガネゲラというキツツキがけたたましい叫び声を出している。電柱2つ穴があいていて、上の穴から顔が見えている。道ばたの溝からはムナオビクイナがでてきて道を横切った。
近くには米軍のかまぼこ型の兵舎が立ち並ぶ区域がある。現在は一部が安い宿になっているようだ。エアコン着き400ペソと書いてある。受付やカフェテリアもあるが、カフェテリアは営業しているようには見えない。物置になっていたり、住宅として使われているところもあるようだ。
昨日ホテル脇のtrailを下ってたどり着いたバターン方面へのゲートにも車で回ってみた。ゲートの手前にマングローブパークという公園がある。道路を隔てた反対側のジャングルにはオオコウモリがいっぱい止まっている木がある。