大晦日はパンケーキで

向こう岸は夜景が賑やか 17時10分、ホテル脇のTrail周辺の何本かの竹に縦長の穴があいているので、見に行く。17時25分、近くの別の竹から一頭飛び出したような気がして、そっちを見ていたら、注目の穴からも一頭目が飛び出した。一瞬のことだった。次々とでてきて、全部で5頭。いつの間にか空はタケコウモリでいっぱいだ。よく見ると少し大きめのコウモリもいるような気がする。

 17時50分までタケコウモリを撮影して急いで車で海の近くに行ってみた。すぐ近くにスービック空港がある。香港行きやマニラ行きなどの旅客機も時々でるが、主にFedexの貨物機が離着陸する。その空港のあたりから見ていると、湾の向こうのスービックの中心地に向かってオオコウモリが飛び出していくのが見える。向こうでは花火が上がり、賑やかに灯りがついているのは大晦日の催しでもしているのだろうか。

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パンケーキとフィッシュルンピア ホテルの近くの教会で20時30分より大晦日のミサがある。そのせいだろうか、今日はホテルのカフェテリアもレストランも、Bat shopも早々と閉店で、気がつくと夕食を食べる場所がどこにもない。車があるのでスービックの中心街に行ってみた。道には人があふれ、ブラスバンド隊などイベントに参加したらしい人の姿も見える。クリスマスのイルミネーションが賑やかではあるが、お店はほとんど閉店している。走り回って唯一開いていたのが、Pancake Houseというパンケーキ屋である。営業は20時30分までと書いてあって駐車場に車を止めながら見ると、既に店内では机の上の調味料などを片づけていたので焦ったが、ぎりぎりセーフ。そのあと直ぐにドアにはClosedの札がかけられた。しかし、食いはぐれた人はわれわれだけではなかったようで、その後も次々とお客さんが入ってくるので実際はもっと遅くまで営業している。

 パンケーキ屋とはいっても、メニューにはフィリピン料理も見られ、パンケーキの他にフィッシュルンピアという魚の春巻きにご飯とパパイヤサラダがついたものを頼んだ。アイスティーはBottomlessといっておかわり自由である。

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