一時停止違反
いつものオオコウモリの木には、次々と車が止まって観光客が降りてきては、オオコウモリをちょっと見てからサルに餌をやっていく。現在のクラウンピークホテルは、フィリピンの中流階級の人たちが休日を過ごす場所のようだ。またこのあたりの住宅地自体も多少ゆとりのある中流階級という雰囲気で、クリスマス休暇で家族や親戚が集まっているのか、車が5−6台庭にとまっている家もある。10人ほどのグループがバンから降りてきて、サルを見ながらお皿を出してご飯とおかずをのせてお昼を手で食べ始めた。地方ではフォークやスプーンを使わずに手で食べる人も多いと聞いたが、初めて見
た。別のグループには日本語で話している人が2人混じっていた。
お昼に中心街にのはずれにあるガソリンスタンドに行く。交差点で左折するとお巡りさんが来るのが見えた。先ほどの交差点で、完全に停止せずにずるずると低速で様子を見ながら出ていって左折したのをしっかり見られていたのだ。免許証の提示を求められたあと、私の勘違いでなければ、違反切符を発行するか1000ペソの罰金を払うかと聞かれた。この二つは並列で選択肢となるものなのだろうか。何回か聞き返したがこの二つの選択肢をきいてきているように聞こえるので、結局1000ペソを渡す方を選んだ。あのお巡りさんのポケットに入ったり・・してないよね。
お昼はフィリピンのあちこちで見かけるChow
Kingという中華ファーストフードのチェーン店に入る。ワンタンメンの小さいのといろいろなおかずの盛り合わせと、アイスティーとBrewed
coffee。フィリピンで初めてインスタントでないコーヒーに出会った。箸はなく、ワンタンメンもフォークとスプーンで食べるものらしい。お店は満員である。大家族できている人が多い。