ゴールドコースト ニューサウスウェールズ旅行記 2

 ブリスベンからひたすら南下、ゴールドコーストへ向かう。ゴールドコースト周辺はテーマパークや遊園地が並ぶ。サーファースパラダイスはおみやげやさんやカフェが立ち並び少々渋滞する。すべて通過して町はずれまでいく。途中でコーヒーブレイクをとって、ブリスベンから2時間ちょっと。

 カスケーズガーデンは水路沿いに広がる公園で、入口から少々歩くとオオコウモリがたくさんぶら下がっているのが見えた。とりあえず確認したので、近所のガソリンスタンドのコンビニに、昼食用のミートパイとアイスコーヒーを買いに行く。オーストラリアの田舎では、レストラン早く終了することが多く(クリスマス休暇だったせいもあるかも)、夜の観察をするわれわれは、しばしば空いているお店を探し回る羽目になるのだが、ガソリンスタンドには必ずコンビニやレストランがあり、遅くまで空いているので助かった。

公園のうるさいコンビ 頭のピンと立ったレンジャクバトが舗装道路を歩き、木々ではクロガシラミツスイNoisy Minerという文字通りうるさい鳥が泣き喚いている。おまけにズグロハゲミツスイNoisy Friarbirdというのもやって来た。姦しいコンビだ。

 コロニーは遊歩道のすぐ上にも延びているのだが、あまり獣臭くない。Flying foxの解説看板があったが、オオコウモリに好意的な書き方だった。

オオトカゲがうろうろしていた コロニーの下の藪には、体長80cmくらいになるオオトカゲがけっこういた。落っこちたのか子どものコウモリの死体が落ちていたので、そういうものも食べるのだろうか。

 真夏のオーストラリアは暑く、オオコウモリは口を開けて翼でひっきりなしにパタパタ扇いでいる。親指をぺろぺろなめている個体が結構いるのは猫が顔を洗うようにして体を濡らして冷やしているのだろうか。お腹に子どもをくっつけた個体が結構いる。生まれて間もない小さな子、結構大きくて重そうな子、お母さんから離れている子もいる。コロニーにはオスもいる。

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