メルボルン観光 ニューサウスウェールズ旅行記 31

1月5日、歩いてビクトリア・マーケットまで行く。巨大なマーケットに、ありとあらゆる食べ物、洋服、おもちゃ、おみやげが立ち並んでいる。肉部門にはさまざまな動物のさまざまな部位が、豚の耳、シシカバブなどもある。ギリシア系のブドウの葉でくるんだお総菜やオリーブを売るお店もある。野菜・果物が安い。今日ブリスベンにいってしまうのが残念だ。

メルボルン博物館まで歩いていく。入口で無料の現代アボリジニアート特別展をやっていた。ニューサウスウェールズ美術館で感激した、リン・オーナスの絵が3枚あった。写実的な絵も描くことを知る。あと同じくリンのディンゴとエイのクラフトもあった。あのオオコウモリ・クラフトと同じ雰囲気の作品だ。

博物館本体の方は一人15$、中庭がRain forestの展示になっていて水辺や熱帯雨林、乾燥林を再現してある。上部をネットで覆って本物の鳥が放してある。

メルボルンの路面電車帰りはメルボルン名物トラム(路面電車)に乗る。車内に券売機は、いくつかボタンを押して選ばなければならず、苦労してshort trip area 1.7$という切符を買う。降りるときは車内のヒモを引っ張ってチンと鳴らして合図するのだが、乗る人がいれば全部のドアが開く。目的地の停留所に止まってからハッと気がついたので、乗車する人がいてくれて助かった。トラムは数十秒おきに次々とくる。使いこなせば、メルボルン観光には便利そうだ。

空港へ向かう。軽食をと思ったが、カフェは閉まっている店もあって選択肢が少ない。注文しようと最初に声をかけたお姉さんは、「何、なんて言ったの?」「○○はできないわよ。」とつんとした顔で行ってしまった。「あなたの英語、何言ってるんだかわけわからないわ。」といった態度を感じて、不快だった。もう一人いた女性がわれわれの注文を聞いてくれたが。

ブリスベン到着は現地時間の夜9時、レンタカーでモーテルにたどり着いたのは、10時10分だった。オーナーは約束通りドアマットの下に鍵を置いてたようでドアマットが膨らんでいたが、我々の車が部屋の前に止まる音を聞きつけて、電気をつけてドアを開けて鍵を出して待っていてくれた。

インターネットで日本からのメールをチェックし、恩師で仲人である沼田眞氏の逝去を知る。

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