ミズナギドリの島 ニューサウスウェールズ旅行記 7

コフスハーバーの港と町  8時ちょっと前に出発。ブリスベン←→シドニーのちょうど中間にあるコフスハーバーをめざしていく。9時ちょっと前に到着。周囲はバナナ畑。

 コフスハーバーはシドニーから夏の休暇を過ごしにくるのにちょうどいい場所のようで、人口は約6万、大きなショッピングモールもあって、なかなか賑やかな町である。VISAカードでATMからお金をおろす。かなり小さな町でもATMがあるので、この方法が一番便利なのだが、逆にオーストラリアのクレジットカードは日本では使えないと聞いた。この話をしたオーストラリア人からは日本は insular(島国根性)だと言われた。

 ヨットがたくさん停泊しているマリーナの奥に、陸伝いに行けるMuttonbird Islandという小さな島があって、オナガミズナギドリの繁殖地になっている。木はなくツユクサの仲間が花を咲かせている。ちょうど繁殖シーズンで、島中が穴だらけである。一本道が島の真ん中を通っているのだが、道のすぐそばまで穴がたくさんある。夜間別に立入禁止になってないようなので、夜くれば飛び立つミズナギドリが見られるのだろう。一万頭以上のコロニーのようなので、壮観に違いないが、あいにく暇がなかった。
 ということでオナガミズナギドリ自体は姿は見られなかったのだが、真っ黒なオーストラリアミヤコドリやカオジロサギ、オオアジサシ、シロガシラトビなどがいた。ミズナギドリの穴が歩道のすぐそばまである

 港のTake awayのお店でCajun fish setというのを注文する。思わずカジュンフィッシュセットといいそうになって、注文する直前に、「あ、ケイジャンか」と気がついて、恥をかかずにすんだ。サラダがたっぷり入って御飯付きで7.40$(1AS$=70円ほど)Sushi rollという太巻きも売っていた。

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