宿がない ニューサウスウェールズ旅行記 13

カフェからベーリンジェンの町を眺めるモーテルをチェックアウトして朝ご飯を食べに行く。昨日夕食を食べたcafeが立ち並ぶ通りの一軒に入る。皆店の前にテーブルとイスを出したオープンカフェで、朝ご飯を食べながら雑誌や新聞を読んでいる人が多い。

昨夜オオコウモリが騒いでいた、カフェの近くのイチジク科の木には、ペリットがいっぱい落ちている。取り落としたのか径3cmほどの実そのものもいっぱい落ちている。

昨夜泊まったベーリンジェンモーターインは今夜は満室である。この道の先には、バックパッカーの宿があり、相部屋だけでなくツインやダブルの部屋があるようなので聞いてみたが、満員だという。町外れに一軒あるベッド&ブレックファストへ行ってみたが、ここもNo Vacancyの張り紙があった。ベーリンジェンに関しては予約しなかったのはまずかったかもしれない。この後も毎日泊まる場所を探し回る羽目になった。

とりあえず、ベーリンジェンに泊まるのは不可能なので、更に内陸部にあるドリーゴ国立公園へ行ってみることにした。途中から道は山の中に入り、狭くて曲がりくねってスピードが出しにくく、工事中で片側通行になっているところもあちこちにあったので、25kmほどの道のりに意外と時間がかかった。

まずはThe Rainforest Centerというビジターセンター兼売店をのぞいてみると、今夜、ガイドツアーがあるらしい。ずっと好天に恵まれてきたが、これが続くという補償はなく、ベーリンジェンでの夜の撮影もまだまだ十分でないので迷ったが、ベーリンジェンには泊まれないわけで、来る途中で見た公園近くのモーテルに電話してみたら空きがあるという。一方昨夜のベーリンジェンモーターインには明日なら空きがあるというので、今夜はここに滞在して明日ベーリンジェンで撮影することにして、ガイドツアーに申し込んだ。

 

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