饒河街観光夜市

 饒河街観光夜市へ繰り出す。電車で一つ先の松山駅前である。自動販売機で切符を買おうとしたら、なにやらおばさんが話しかけてくる。言葉が通じないので、手真似で断ったが、回数券のばら売りをしているようだ。通勤に使われている列車でドアを開けたままで走る。機関車のすぐ後ろの車両で、かなり満員にだったのでドアの近くに立っていたら、地下を走っているので、ディーゼルの騒音と排気ガスがすごい。
 ついたのは6時半ころで、まだ早すぎたのと雨が降っているため閉まっている露店もあり、ちょっと寂しい。
臭豆腐と蝦仁煎 臭豆腐という発酵した豆腐を揚げているところを通りかかるとかなり臭い。しかし赤いスープで煮込んだ物に挑戦してみたが、あまり臭いは気にならなかった。熱々で味付けは辛く山ほどの香菜とザァサイの千切りが入っている。揚げたサンドイッチを食べる。サトウキビを絞ったジュースも飲む。ちょっと青臭い香りがしてものすごく甘かった。肉まんじゅうを鉄板で焼いていた。皮が厚く外はカリカリ中はふかふかでおいしい。小エビの入ったもんじゃ焼きという感じの、上にかかった赤いソースが甘かった。この蝦仁煎は、お皿にポリ袋をかけて出してくれる。よほど皿洗いを省略したいと見える。8時を過ぎると結構賑やかになってきた。
 愛玉冰というのは、レモンの香料入りのジュースに小さく切ったゼリーが入っていて太いストローで飲む。珍珠もそうだが、台湾ではゼリー状の物をストローで飲むというのがけっこうある。ストローは太めにできてはいるが、詰まることがあって飲みにくい。

 あれこれ食べまくったらお腹をこわし、翌日から日本に帰った次の日までまる3日間ほとんんど何も喉を通らなくなり、出かける前より3kgほど痩せてしまった。さっきの蝦仁煎は本当は牡蠣入りが人気なのだが、ちょっと心配なのでエビにしたのだが、人気がないので逆にそれがあだになったのかもしれない。夫は平気だったようだが。
饒河街観光夜市 帰りは松山駅前からバスで帰った。駅前にずらりとバス停の表示があるので該当の看板の前で待っていたのだが、バスは10mくらい離れたところに停車した。看板は単なる目安らしい。
 動き出して数十mほどいったところで、再びバスが止まったと思ったら、運転手はマクドナルドに入っていった。2−3分して飲み物のカップを手に戻ってきた。どの乗客も当然と言う顔をして、待っており、文句を言う人は誰もいない。台湾ではあたりまえのことらしい。

 

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