seven wells携帯電話は便利だけど

午後からは、ロープウェイから見た熱帯林の中のSEVEN WELLSという滝に行ってみる。

滝壺では人が水遊びをして泳いでいた。遊歩道を歩いて20分ほどの、滝上の水溜まりなったところではカニクイザルが泳いでいたが、子供がポテトチップスをあげようとすると、袋ごと奪い取ってしまった。滝上は断崖絶壁でなかなか迫力がある景色だ。滝上にも滝壺の近くにもお祈りをする部屋があるのは、イスラムの国だ。


ジャックフルーツを食べるカニクイザル駐車場まで降りてきたら、齧りかけのジャックフルーツが落ちていて、カニクイザルが一匹、せっせと中心部の柔らかいところを齧っている。いたずらっ子が集まってきて棒で駐車場のサルたちを追い回していて、このサルはなんとか重いジャックフルーツを持って逃げようとしたが、あきらめて木の上に避難していった。

カササギサイチョウカササギサイチョウが低く降りてきて、街路樹の幹をじっとみつめている。どうやらトカゲをねらっているらしい。そういえばイルシャドさんが、カササギサイチョウはトカゲをけっこう食べるといっていた。

夕方空港でレンタカーを返す。前回と同じ会社から借りたので、20%割引してくれたのだが、次ぎに来るときは30%割引だよと言われた。そしたらその次は??

大活躍したレンタル携帯電話の代金は、10日間で1万5千円ちょっと。宿に電話がなかったための窮余の策だけど、本当のところオオコウモリ情報を教えてもらえたのは、携帯だからできたので、それだけの価値はあった。でも、ちょっと高い。だって、トロピカルリゾートホテルの8泊とほぼ同じ値段なんだもの。

さて、今回は花蜜食のコウモリが見られたのは収穫だったけど、フルーツバットがほんとうによく見られるのは5〜6月のマンゴーなどが実る時期だという。今年はちょっといけそうにないけど、またまた課題が残ってしまった。

The End

前のページ

ランカウイ再び −− 津波のあとに の表紙に戻る

世界オオコウモリ紀行の表紙へ