Flying Lemurのホテル、Flying Foxのホテル

8月20日、また夜のうちに雨が降ったようだ。今朝はホテルから道路沿いに歩いてみる。お隣のリゾートホテルSun Villageを通り過ぎると水路があり、なにやら水面に頭を出して向こうから泳いでくるものがいる。ひょっとしてカワウソが見られないかと期待したが、近づいてみたらオオトカゲだった。

川辺にはイソシギ、周囲のモクマオウの木などにはアオショウビン、メグロヒヨドリ、アカメチャイロヒヨ、キビタキヒヨドリ、コウライウグイス、ミドリカラスモドキの群れなど。モクマオウは沖縄の海岸にも植えられていて、生き物の少ない林というイメージがあったが、ここでは結構鳥が群れている。

今日は洋食お隣の食堂がお休みなのはイスラムの休日、金曜日だからだろうか。最初の朝の西洋系の人が経営するカフェに行く。自家製パンはずっしりと重い。スクランブルエッグとチーズに珈琲2杯で14.5リンギット。

天気が悪くなりそうなので、昨日のボートの持ち主に電話して、Plau Lalang行きは明日に延ばす。

島の北東部の森林山岳地帯に行ってみることにする。9時40分出発、ホテルの駐車場に咲いている黄色い花に、キバラタイヨウチョウが来ている。

30分ほどいったTanjong Belikitあたりで、案の定雨が降ってきた。道路沿いにカニクイザル20頭くらいの群れが出ている。周遊道路からはずれ北部の山と森の合間を走り、海岸線に出る。この最先端に日本人観光客がよく泊まる、ダタイホテルとアンダーマンホテルという豪華なリゾートホテルがある。だいたい日本の旅行会社のランカウイツアーのパンフレットを見ると、ランカウイにはダタイホテルとアンダーマンホテルとペランギリゾートホテルしかないのかと思ってしまうが、特にダタイは一番安い部屋でも我々の泊まっているトロピカルリゾートの15倍以上はする別世界である。

アンダーマンホテルで一休みアンダーマンホテルの喫茶室で一休みする。カフェラッテが10リンギット、Local Teaといってマレー半島のキャメロンハイランド産の紅茶は9.5リンギット、日本円に換算すれば330円ほどなのだが、マレーシアでの普段の生活が生活なので、別世界である。ガラスのない開放的な窓の下は、木々に囲まれたプールである。知人が新婚旅行で泊まった時にヒヨケザルが見られると聞いてきた。ロケーションは確かに最高。ソファーに座って窓からバードウォッチングができそうである。ちなみにこの山岳地帯の反対側にあるベルジャヤ・ランカウイ・ビーチ・アンド・スパ・リゾートも部屋からヒヨケザルが見られるようです。トロピカルリゾートは、乾季に裏庭のマンゴーがなるとオオコウモリが来るといっていたけど、ヒヨケザルは安いホテルには来てくれないのかなあ。

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