近いうちに再び

花粥そして翌朝は、小雨だった。朝ご飯はまた中華街に出かける。屋台で花粥と焼きそばと厚揚げのようなものを食べる。ウーロン茶2人前つけて3.6リンギット。

アメリカとかオーストラリアの田舎に行くと、一見たくさんメニューがあるように見えて、同じような物ばかりでうんざりしてくる。もちろんどちらも移民の国、都会へいけば世界中の食べ物が手に入る。お金をかければおいしいものはいくらでもある。

われわれはお金がないし、旅行の目的はオオコウモリなので、もっぱら田舎を走り回っては現地の人が普通に食べているものを楽しむのを基本としている。

アメリカやオーストラリアの人は毎日違うものを食べるという発想がないのだろうか。それでもアメリカはまだ食材が豊富なせいか、けっこう楽しめるのだが、オーストラリアはまったく食事が単調だと思う。

それに比べて、東南アジアの旅は食事が楽しみだ。マレーシアはフィリピンよりは衛生状態がいいようで、食いしん坊だけどお腹の壊しやすい私には天国だ。

オオコウモリウォッチングには乾季の方がいいことがわかったし、近いうちにもう一度マレーシアには来てみたい。
         
                                                                    The end
中華街近くの風景マレーシアのケンタッキーでは、イスラム方式(コーランを唱えて殺す)でニワトリをしめているんだろうか

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