困難な夢

パプアニューギニアのネスカフェ 再びBest Buyに買い物に行く。日本へのおみやげはパプアニューギニア産の紅茶やコーヒーにする。30キナ6トィヤの買い物をして31キナをレジで出したら、おつりの4tがなくて、代わりにキャンディーをくれた。再び店内のKai Barで夕食を買うためにカウンターで並んでいたら、肩をつつかれた。男性が後ろに立っていて、手をつきだして手のひらの小銭を見せる。「金をくれ」といいたのだろう。なんとなく気味悪くて、財布を体で隠すようにしてお金を払う。

 パプアニューギニアのインスタントコーヒーには、瓶に取っ手がついている

本日のディナー本日の夕食はカウカウ(サツマイモのふかしたもの)
クッキングバナナ、Pork Belly、 Lamb flaps &plain Rice
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 せっかくオオコウモリの見える部屋に移ったのだから、テラスから中庭のコロニーをながめながら夕食にする。薄暗くなってきたが18時にはまだほとんどのオオコウモリが落ち着いている。18時30分ころからからパラパラと飛び始めた。19時ころには残っていたやつが一斉に飛び立った。既に真っ暗で、買ったばかりのMICROMVビデオのスーパーナイトショットをつけてみたが、何も写らない。50kHzの小コウモリがたくさん飛び交っているだけである。

 明日は朝早く出発なので夜のうちにチェックアウトをする。今夜の部屋の方が広くて設備もいいのだが、差額は請求されなかった。

 ホテルの目の前が公園のようになっていて、一番手前の大きな木のあたりまでは行ってもいいかと思ったのだが、門がしっかり閉まっていて門番がちゃんと立っている。横木があって気が向いたときだけしか門番がいないココポとは違うようだ。このホテルは高い塀に囲まれているが、そうでないホテルは一階のテラスはしっかり鉄格子で覆われていた。マダンの治安は悪くないとは聞いていたが、やはり夜の外出はやめることにした。

 パプアニューギニアはオオコウモリ、小コウモリ共に豊富で魅力的なところだったけど、夜うろつき回るのが不安なのが残念だった。オオコウモリな国というのはアジアからアフリカに多いが、同じような状況のところがたくさんある。世界中のオオコウモリを見たいというのは、困難な夢なのだろうか

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