街中のインターネットルームに行く。メールボックスに接続してびっくり。コウモリの会のメーリングリストで「大沢さんはランカウイに行っているけど、大丈夫だろうか」という話が飛び交っているのだ。
「マレーシアには入国せずに帰られたのでしょうか」「無事帰国していますか」といった個人メールもいくつかきている。
「無事だから帰国してないんだけど」と、不遜なことをつぶやいてしまった。
もちろん後ほど帰国してから日本の新聞を読んだし、インターネットのニュースを見て、既にこの時点で死者が７万人を超える大災害なのはわかっていたので、心配して頂いて感謝しています。
ただ、津波というのは、被害を受けなかった地域の人にとっては全くの人ごとのように思えるものなのである。
日本語は読めるけど書けないという環境なので、とりあえず英語で（ローマ字にしようかとも思ったけど読みにくいので）いくつかWe are OKというメッセージを送
る。
２日後に、ニフティのフォーラムスタッフにも「ランカウイに行ってます」とメッセージを残したことを思い出して、もう一度インターネットをのぞいてメッセージを送る。
その他、年賀状や千葉県野鳥の会の会報などにも「ランカウイに行ってます」と書いたせいで、帰国後もしばらく、あちこちから「大丈夫ですか」メールをもらった。