海鷲の島ランカウイ

 別の旅行の切符を受け取りにJTBに行ったときのことだった。順番待ちの間になにげなく手に取ったマレーシアのリゾート地、ランカウイ島のパンフレットの小さな写真に視線が吸い寄せられた。「ウミワシが飛びかう」とかいうキャプションがついていたその写真には、海の上を乱舞するオオコウモリの群れが写っていたのだ。ランカウイというのは海鷲島という意味だそうだが、ランカウイ島のシンボルのようになっているクアの港の巨大ウミワシの像は、ほんとうはシロガシラトビである。ランカウイではオオコウモリのこともウミワシと呼ぶのだろうか。

 うちに帰って夫に「面白い写真があったよ〜」とパンフレットを見せたのを覚えている。それ以来ランカウイ島は、いつか行くべき場所として気になっていた。

ランカウイは猫の天国だった1 ランカウイ到着
2 マレー式トイレの疑問
3 マングローブクルーズ 1 コウモリ洞窟
4 マングローブクルーズ 2 オオコウモリの島
5 レンタカーはドリアン禁止
6 猫はレストランにつく
7 ラヤ山
8 種ありバナナ
9 マレーシア風中華料理
10 電話は現代社会の必需品
11 Plau lalang
12 バードウォッチング
13 Flying Lemurのホテル、Flying Foxのホテル
14 フルーツ天国
15 サイチョウ
16 Plau Lalangへの困難な道のり
17 無人島で迷子になる
18 あやしい人になる
19 クアランプールで中華三昧
20 近いうちに再び

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