鳥とオオコウモリの情報を得るには

 日本から飛行機を乗り換えて正味12時間以上もかかるので誰も行く人はいないと思うけど、自然情報を得るのにはどうしたらいいか、参考のために。

国立公園のビジターセンター まずはビジターセンター。アメリカの国立公園といえばメイン州のアケーディアに二回行き、レンジャーの解説するたくさんプログラムのほんの一部を楽しませてもらい、資料を買い込んできたが、そのイメージからはほど遠い。同じアメリカの国立公園といっても、ここは本土から遠く離れお客はほとんど来ない。レンジャーの観察プログラム等は皆無である。ただ、生物の専門家と考古学の専門家が一人ずついる(生物の専門家には会えなかったので何をしているのかは知らないが)それ以外に公園のメンテナンス?をしていると思われる男性スタッフ3人と更に職員二人(他にもいるかもしれないが会ったのはそれだけ)。どこへ行ったら鳥やオオコウモリが見られるか教えてもらったり、公園のパンフレットをもらったが、われわれが二度訪れて二度とも対応してくれたのが考古学の専門家だったせいか、どうもあまり詳しくはない。

海鳥の繁殖地ポーラー島 ビジターセンターでツツイラ島の鳥リストが欲しいと言ったときに教えてもらったのが、近くにあるDepartment of marine and wildlife resources ここのワイルドライフ部門には鳥の研究者が一人、オオコウモリの研究者が一人いる。お二人とも頻繁にフィールド調査に出ている研究者なので、ねぐらはどこにあるか、観察しやすいポイントはどこか、何を食べているかなどなどよく知っている。各島ごとの鳥リストももらった。オオコウモリの研究者(フィリピン人の女性だった)の机の周辺にはコウモリの飾りがたくさんあった。当たり前かもしれないが日本のクビワオオコウモリも知っていた。

海鳥の繁殖地ポーラー島

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