オオコウモリの帆翔する島、アメリカンサモア(米領サモア)への旅 米領サモア アメリカン・サモア 

 南太平洋に浮かぶツツイラ島は、火口が沈降し崩壊してできた奥深いパゴパゴ港をもち、19世紀からアメリカの捕鯨船や海軍の重要な補給基地であった。
 このツツイラ島を含む7つの島は、同じ民族の隣のサモア(旧西サモア)が南太平洋での独立の一番乗りを果たしたのとは対照的に、今でもアメリカ領である。

 日本からはもちろん、アメリカからさえ観光客はほとんど来ないこの島は、主としてオオコウモリ保護のために1993年国立公園となった。オオコウモリのための国立公園ならば、これはぜひ行かねば、とBCI(アメリカのコウモリ保護団体)の会報を見てずっと思ってきた。

   レインメーカー山の麓から見た、夕暮れのパゴパゴ港


  1. アメリカンサモア(米領サモア)との出会い
  2. たくさんの小錦とともに
  3. 空港での第一印象
  4. 鳥とオオコウモリの情報を得るためには
  5. 英会話奮闘記
  6. アメリカンサモアのコウモリ
  7. 食べ物
  8. サモア的生活
  9. 寂れた観光地
  10. お洗濯は楽しいイベント
  11. 国立公園のようす
  12. サモアのキリスト教
  13. Give one dollar to each of us
  14. アメリカンサモア(米領サモア)をあとにして

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