5:40、昨夜のカモノハシウォッチング施設まで歩いていく。
上空をカオグロトキが数羽で飛ぶ。
近くの笹(?)の茂みでフヨウチョウが1羽、枯れた葉をくわえてはもう1羽の前で踊って見せている。どこかへ飛んでいっては戻ってきて見せ、しきりに誘っているようだ。
ハクセキレイに似た体型の白黒のヨコフリオウギビタキが、二羽で喧嘩を始めた。声もハクセキレイをもう少しソフトにしたようなピチチン・ピチチンという声だ。
オニサンショウクイやsilvereyeというメジロそっくりの鳥も来た。セアカオーストラリアムシクイという黒地に背中が真っ赤な派手な鳥が、川岸で採餌している。尾羽をピンと立てた動作は、ミソサザイにも似ている。同じ体型の地味な茶色の個体が一緒にいるのは雌だろう。
ワライカワセミもけたたましく鳴く。カモノハシは見られなかったが、高原の朝は探鳥向きである。
宿に帰ったらモーテルの入口で、全長7−8cm足も入れると10cmもある大きなカブトムシRhinoceros
Beetleが、体を上下に揺すってシューッ、シューッとわれわれを威嚇していた。
この田舎町は朝が遅い。Breakfastと看板にあげているお店でさえ、開店は8時30分である。コンビニ風のお店でCountry
pieを買って暖めてもらった。このお店のお姉さんは、昨日閉店ちょっと過ぎにまだ開いていたので入った時、指を折って数えて「しちじまで(7時まで)」と日本語で言った。(けどジュースを売ってくれた)。そういえばオーストラリア人の英会話の先生の一人は、高校の授業で日本語を選択したといっていたなあ。