レンタカーを借りる

blowhole フロントでレンタカーを借りたいといったら、バジェットレンタカーのあるお隣のNaquraの街までホテルの車で連れて行ってくれた。あまり車を借りる人はいないと見えて4WDの車がすぐ借りられる。商店が何軒か並んだ小さな街でインド系の姿が多い。露天でサモサ50¢とチキンカレーのトルティーア1$を買ってお昼にする。サモサは電話帳をちぎったもの包んであった。

 タベウニ島は南北に長く42kmある。ホテルはその島の西海岸の真ん中である。南の端へ向かう。椰子林のプランテーションが連なり、移入種のカノコバトやカササギフエガラスの姿が見える。カササギフエガラスは椰子の害虫駆除のために移入されたという。先端近くのVUNAの集落では椰子の細長い葉を庭で干し、それを日陰で女性たちが編んでいる。このあたりにオオコウモリが見られるホテルがあると、ロンリープラネットのガイドブックには書いてあったのだが、よくわからず引き返す。

 南端近くにBLOW HOLEといって断崖に打ち付ける波が細かいしぶきになって吹き上がる海岸がある。しぶきが大きくあがると虹ができ、なかなかダイナミックな風景だ。

naquraのカレー 夕食は再びNaquraの街に行って、インドレストランに入る。大きな目に黒いつやのあるストレートのロングヘアの典型的なインド美人が注文を受ける。メラネシアにいるのに人口の半分がこういった典型的なインド系の顔立ちをしていて、外食しようとするとインド料理ばかりというのは不思議。メニューはチキンカレー+ライスとマトンロースト+タロイモのみ。これにコーヒーと紅茶で9$60¢。9$50¢にまけてくれた。コーヒーはインスタントだった。帰り道にセイケイが道ばたにたたずむ。

 夜は宿のコロニーから飛び立つところを、ナイトショットのビデオで撮ってみた。せっかく車を借りたので、Naquraへいく途中にデイゴの花が咲いていたのを見に行くが、オオコウモリはいない。道は海沿いで人家もなく当然街灯もなくて真っ暗なのだが、どこからどこへいくのか歩いている人が時々いる。お隣の街灯には相変わらず25KHZを出す小コウモリが飛びかう

前のページ次のページ

フィジーオオコウモリ旅行の目次に戻る