マウイ島へ

 アメリカンサモアから帰りの飛行機は、ホノルル空港へ現地時間朝の6時頃に着く。8時発のハワイアン航空の飛行機でマウイ島へ向かう。搭乗手続きの時、一つ早い7:30の飛行機が空いていているが乗るか?と聞かれたが、ハワイでの入国手続きが時間がかかり時間がかなり迫っていたので、予定通り8時の飛行機にした。しかしアメリカ領のアメリカンサモアからアメリカのハワイ州へ行くのになんで入国手続きがいるんだろうか(?)機内で書類を書いておかなかったら、入国の時に怒られてしまった・・・どっちみち8時の飛行機も空いていた。
 マウイ島は瓢箪型をしていて、真ん中のくびれたあたりにカフルイ空港がある。大きい方には世界最大のハレアカラ火山を中心とした国立公園がある。もう片方は楯状火山が浸食されてできたイアオ渓谷を中心とした州立公園がある。空港でレンタカーを借りてまずはイアオ渓谷に向かう。 Hawaii Nature Center Iao Valleyの展示物

途中にあるHawaii Nature Center Iao Valleyは小さいけれどハワイの生物にこだわったなかなか面白い自然科学博物館である。腹這いになって腕を伸ばし、頭を壁の穴につっこむとトンボの視点で見る渓谷のビデオが見られる。トンボの複眼を体験する装置もある。
 太平洋の真ん中にありどこの大陸からも遠く隔たっているハワイに鳥や植物の種がたどり着く確率を解説するのに、凸型の太平洋を表すボードの真ん中に穴があって、そこにボールをころがして入れる体験展示もある。何回もボールを転がしましたが全然入らなかった。ハワイの渓流の魚も展示してあり、透明なトンネル状の水槽を下から眺められるようになっていて、渓流を上る魚が観察できるようになっている。
  Museum shopにはハワイの動植物の本がいろいろ揃っていたが、重くなるからと思ってここでも買わなかったのはあとで後悔した。

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