再び水を飲むオオコウモリと遭遇 ニューサウスウェールズ旅行記 33
ブリスベン川の中州に戻る。向こう岸に渡ってコロニーに近づけないかとうろうろしてみたが、川岸にでられる道が見つからなかった。
6時30分、コロニーの木々の間を飛ぶ個体が少々いる。
6時55分オオコウモリが水面を飛んで腹を水につけた。ここのオオコウモリも水を飲むのだ。遠いのと薄暗いので写真は無理だが、次々水面に飛び込むのが見える。
7時を過ぎるとほとんど真っ暗だ。上空をさまざまな方向に飛んでいくのが見える。こちら岸にくるものもいる。カエルの大合唱が始まった。
7時20分、飛び立ちのピークは過ぎたが、まだ川に飛び込むものがいる。
帰り道にはブリスベンの街中を道に沿って飛んでいく個体を見かけた。ここもオオコウモリの飛ぶ町である。
翌朝はいよいよ帰国。オフィスが開く前に出発するので、鍵はドアマットの下に入れておくようにといわれている。ドアマットを持ち上げてみると、既に別の鍵が置いてあった。
カンタス航空のカウンターで、機内持ち込み荷物のサブザックからシドニーで買ったポスターが突き出しているのを、"What's
that?"と聞かれたので、ポスターだと答えると"Is
it soft?"とまだ疑い深そうだ。触らせてあげてやっと納得したようだ。ほんとはサブザックの反対側から、ベーリンジェンで買った等身大のオオコウモリのウッドクラフトの脚が突き出していて、こちらの方がよほど怪しげなのだが、梱包されていたので気がつかなかったようだ。ちなみにこのオオコウモリクラフトは持って帰るときに脚が骨折してしまい、帰国してからボンドで修復した。(→空港カフェで飲んだアイスコーヒー)