台北駅の上の食堂街へいく。おかずを並べた屋台風のカウンターがたくさんあり迷ったあげく、炒飯、炒米粉、茄子の煮浸しと固い豆腐を揚げたもの、魚のつみれ入りのスープを指さしながら選んで食べる。１７５元。更に別のお店で花生緑豆豆花というデザートを食べる。豆腐状の物と茹でピーナッツと緑豆の潰したのが入っていて、甘さ控えめでよく冷えていておいしい。
ホテルに戻る途中、西瓜原汁すなわちスイカジュースを買う。目の前で切ったスイカをカップに詰めて測ってから、氷と共にミキサーにかける。砂糖が入っていてちょっと甘ったるい。４０元。
夜、近くの重慶南路まで散歩に出かける。書店がたくさん並んでいる。日本では本屋さんの店内に飲み物や食べ物を持ち込むことは考えられないが、ここではマックシェイクなどを飲みながら本をめくる人がいる。そのため店内にはゴミ箱まである。手帖を広げてメモを取っている人までいる。台湾の生き物の本を何冊か買った。
ホテルの近くで牛肉麺と乾麺を夜食に食べる。牛肉麺は沖縄そばのような麺に、牛肉を煮込んだものがたくさん入っていて７５元。乾麺はお湯を切った麺にそぼろ肉のあん、香菜、セロリが入っている。どちらも味付けが濃い。
台北の街の印象は、「犬が多い」ということだった。野良犬なのだろうかあちこち歩きまわっていたり、ごろんと屋台の店頭に寝ころぶ姿を見かける。おとなしくてちょっと元気がなさそうな犬ばかりだ。番犬というのはいないのだろうか。 きょうも一日雨で、傘が手放せない。
