12時40分、川の上につくられた生け簀に接岸する。養殖されているアカエイ、テッポウウオ、アジなどを観察する。テッポウウオは生け簀の壁に貼り付けたパパイヤを水鉄砲で撃ち落として見せる芸を見せてくれた。ここでトイレ休憩をしてまた出発。
ここからはライフジャケットを着て海に出てしばらく走り、静かな砂浜に上陸する。ツアーはお弁当付きだ。バナナの葉にくるんだご飯の上に小魚や卵が乗ったマレーシアご飯は温かい。島バナナとパイナップルと飲み物がつく。お弁当を持ってみな三々五々木陰などに広がる。
1時間ほどの休憩して、最後は外洋を更に走って、オオコウモリの生息するPulau
Dangliという島までいってくれた。最寄りの海岸から3kmほどの島なのだが、海はかなり荒れている。小さなボートは波に乗り上げるたびに宙に浮く。ほかのお客さんにはいい迷惑だったかもしれないが、周囲1kmほどの小島の絶壁に茂る樹木からはオオコウモリの声が賑やかに聞こえ、たくさん生息しているのがわかった。あいにく葉が茂っていてオオコウモリ観察向きのシーズンではないので、ほかのお客さんにはわからなかったのではないかと思うが、ぶら下がっている黒いシルエットがたくさん見えた。
14時30分までに港に戻ると言っていたのだが、出発点のパンタイ・ルーの船着き場に戻ったのは、14時50分である。なんとかしてオオコウモリの島まで行ってくれたことに感謝。代金は一人220リンギット。
ツアーに興味がある方は「ランカウイ倶楽部」へ