電話は現代社会の必需品

マレーシア式コーヒー8月19日曇り、黒い雲が空を流れていく。天気が崩れる予感。海まで散歩してみるが風が強く波があり、時折冷たい風が吹く。Tropical resortの隣の簡易食堂で朝食をとる。ご飯に肉の煮たのと貝の煮たのと小魚をのせた経済飯一つとホットコーヒー2つで5リンギットである。マレーシア式アイスコーヒーは底の方に2cmほど練乳が入っている。最近はやりのベトナムコーヒーと同じだ。インスタントであるとところが異なるが。

Tropical resortにはレセプションがないので(あるけど通常開いてない)このレストランの前で9時にクルーズのお迎えが来るはずなのだが、30分過ぎても来る様子がない。担当エージェントの名刺をもらっているので、電話をかけに行こうと夫から小銭を受け取っていたら、様子を見ていた食堂のお客さんが携帯電話をかけて電話を私に回してくれた。

「一度女性が迎えに行ったが、いなかったと連絡があった。多分違うところに出かけたのだろうからもう一度行く。Tropical resortには電話がないので連絡できなかった。あと5分そこで待っていてくれ。」とのことだった。

10分ほどたつと男性二人が乗ったバイクが道路の向かいに止まった。潮が引きすぎていて今は船が出せないので10時半に迎えに行くという。ただいまの時刻は9時50分。

さんざんおじゃました食堂でパイナップルジュース2リンギットを注文してからホテルで一休み。電話が通じない宿というのは不便だ。

ちなみにこのホテル、日本から直接国際電話をかけて予約したので、電話がない訳じゃないのだけど、各部屋に電話はないしフロントとしての機能はもたないのだろう。

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